協会の歩み

1934年
昭和9年、荒川文助らにより「盛岡広告研究会」結成。
本県デザイン研究の夜明けを告げる。
1935年 2月
「研究会第1回展」を盛岡市・中ノ橋通・松屋百貨店で開催。彫刻家吉川保正が激励文。
1936年
「盛岡商業美術作画協会」と改称し、宮古町への移動展も行う。
翌年の第3回展は公募作品を含め141点におよび、 肴町・榊呉服店3階等から中ノ橋通・県商陳北館へと会場を広げる。
その後「盛岡宣伝美術作画協会」、そして仙台在住の6名を加え「東北図案協会」と改称する。
一方、若手作家の内村幸助・長沢竹四郎らにより研究組織「青空スタジオ」が結成される。
これもその後「新美術家集団」、さらに「報道美術家集団」と改称し、活動の幅を広げる。
1944年
時局の流れ緊迫。両団体の会員の中から志願兵や戦死者などがあいつぐ。
1945年 10月
進駐軍が街にあふれる中、肴町・川徳の飾窓に内村幸助が諷刺画風の13点を展示。
1946年 6月
「東北図案協会展」が教育会館で、10月報道美術家集団第10回展が川徳で開かれる。
1948年
第2回岩手芸術祭図案部門は「新美術家展(川徳)」と「東北図案展(松屋)」と各自に開催。
1950年
「岩手アンデパンダン展」にデザインが参加。
1952年
第6回岩手芸術祭で懸案の「2団体合同展」。
1960年 10月
「岩手芸術祭デザイン展」水沢・花巻で開催。
1964年 4月
「岩手デザイナー協会」が、県内の作家団体を結集して設立される。会長に荒川文助。
1977年 8月
「岩手デザイナー協会展」を岩手県民会館で開催。
1983年 9月
テレビ岩手において協会展「いわての風物展」を開催。
1983年 10月
岩手芸術祭デザイン部門に鎌田昌孝の尽力により、課題「地球環境保全」盛岡ロータリークラブ協賛を新設。
1984年 6月
テレビ岩手において協会展「生活の中の文字〈タイポ・アイ〉展」を開催。
1984年 9月
テレビ岩手において協会研修シンポジウム「世紀のデザインを展望する」を県文化振興基金助成事業として開催。
1985年 4月
作品等108点掲載の「岩手のデザイン50年」を発刊(内村・菅田編)。
自治会館で県文化振興基金助成事業として「記念展」を開催。
1995年 5月
「岩手のデザイン60年展」を川徳催事場で開催。
荒川文助・長沢竹四郎らのポスターの原画も展示する。
1999年 8月
《2000年代へ向かうデザイン》をテーマに「協会展」を県民会館で盛大に開催する。
「福田繁雄デザイン館」の開館。(二戸市)
2000年 6月
「中村誠ポスター展」が盛岡市等の主催によりギャラリーおでってで開かれ、10,000人が入場。
2000年 12月〜1月
協会展・21世紀へ「時のかたち展」も好評を博す。
2002年
「岩手Gデザインの流れ展」(萬鉄五郎記念美術館)に参加。
2002年 12月
協会展「…日本の先端文化が見えた!」をギャラリーおでってにおいて開催。
2004年 7月
70年記念・協会展「新岩手の観光」新作ポスター展をギャラリーおでってにおいて県文化振興基金助成事業として開催。
2007年 1月
協会展「啄木・賢治新作ポスター展」をもりおか啄木・賢治青春館において開催。
2008年 10月
協会展「平泉ポスター展」をギャラリーおでってにおいて開催。
2010年 10月
協会展「ECOポスター展」を県公会堂において県文化振興基金助成事業として開催。
2013年 6月
プラザおでってにおいて「咲くポスター展」を県文化振興基金助成事業として開催。
2014年 6月
岩手県民会館において「岩手デザイナー協会50年展」及び記念講演会を県文化振興基金助成事業として開催。
2016年 12月
プラザおでってにおいて協会展「啄木のかたち 賢治のいろ」を開催。
2019年 12月
岩手教育会館 ふれあいギャラリーにおいて協会展「岩手発!」を開催。